ジャガード生地とは?特徴や取り扱い方法

ジャガード生地

ジャガード生地とは?

ジャガード(ジャカード)生地とは、ジャカード織機によって織られた織生地です。
本来の呼び名は「ジャカード」ですが、日本国内では一般的にジャガードと呼ばれることも多く、アパレルや繊維業界では、どちらの呼び名も使われているのが現状です。

ジャカード織機は、あらかじめ登録しておいた複雑な柄模様を織り上げることのできる織機で、糸の織り方により模様を表現します。
そのためジャカード織機で織られた生地は厚みのある立体的な織り模様が特徴的です。

華やかで高級感のある生地が多いので、衣装やドレス、ネクタイなどの小物制作をはじめ、クッションカバーやカーテンなどのインテリアファブリッなど幅広く利用されています。
コットン、麻、ウール、ポリエステル、ナイロン、レーヨンなど様々な素材で作られおり、素材により風合いも異なるため、制作するアイテムに適したものを選ぶと良いでしょう。

ジャガード生地のメリット

ジャガード生地は、花柄や幾何学模様など美しく繊細な織模様が多く高級感があります。
模様が密にしっかりと織られているため、肉厚で耐久性もあります。
また織り凹凸による光の陰影も美しく、衣装やインテリアに使用すると華やかさを演出してくれます。

ジャガード生地のデメリット

密にしっかりと織られているため生産コストがかかり、価格が高い傾向にあります。
布目が詰まっているため通気性が低く、夏の衣類には向かないでしょう。
重量感のある厚手ジャガード生地を衣類に使用した場合、生地の重さが負担に感じる場合があります。

ジャガード生地の取り扱いとお手入れ方法

ジャガード生地はコットン、麻、ウール、ポリエステル、ナイロン、レーヨンなど様々な素材で作られおり、素材によりお手入れ方法が異なります。 素材を確認し、素材にあったお手入れを行いましょう。