リブ用ニット生地とは?特徴や取り扱い方法

リブ用ニット生地

リブ用ニット生地とは?

リブ用ニット生地は、縦方向の畝が特徴的なリブ編みのニット生地です。
横方向の伸縮性が高く、フィット感もあるので衣類の袖口や裾などに使用すると、すっきりとした印象になります。
着用時ぴったりと体に沿いますが、締め付け感はありません。

綿素材のものは肌触りも良く吸湿性が高いので、スウェット、トレーナーなど春夏アイテムに適しています。
ウールやアクリル素材を使用したものは保温性があるので、秋冬のアウターなどに最適です。
ポリウレタン素材が含まれている場合は、より伸縮性が高くフィット感も増します。

リブ用ニット生地のメリット

リブ用ニット生地の最大の魅力は、適度な伸縮性とフィット感にあります。
締め付け感がないので、長時間着用しても負担がかかりにくいのもポイントです。
コットン(綿)素材のものは吸湿性があり肌触りも良いので、汗をかいても快適です。
シワになりにくく、型崩れしにくいのも長所です。

リブ用ニット生地のデメリット

着用時の摩擦により毛玉ができやすい点があります。
編み生地のため引っ掛かりなどにより、一度ほつれが起きると広がってしまう恐れがあります。

リブ用ニット生地の取り扱いとお手入れ方法

リブ用ニット生地は衣類の袖口や裾などに縫い合わせて使用することが多いため、まずベースとなる素材も考慮してお手入れすることが重要です。
リブニット生地の素材とベースとなる生地の素材を確認し、適切にお手入れしてください。

綿素材のリブニット生地は、綿ニットと合わせて使用されることが多く、その場合は綿ニットのお手入れと同じで大丈夫でしょう。
お洗濯の際は、摩擦による毛羽立ちや型崩れを防ぐため、洗濯ネットに入れ中性洗剤を使用して水洗いがおすすめです。
縮みや型崩れを防ぐため、乾燥機の使用は避け、形を整え陰干しがおすすめです。
綿(コットン)ニット生地について詳しくはこちら

ウール、アクリル素材のリブニット生地は、家庭での洗濯が難しいので、クリーニング店の利用をおすすめします。
摩擦で毛玉ができた際は、こまめに毛玉のお手入れをすると綺麗な状態を長く保つことができます。