キルティング生地とは、2枚の生地の間に中綿を挟み込み、一定の間隔で縫い合わされた生地です。
中綿が入っていることにより保温性が高く、多少のクッション性も得られ耐久性も高まります。
また厚みの割に軽いのも魅力です。
キルティング生地の素材やステッチ(縫い目)には様々なバリエーションがあり、アウターやバッグ、インテリアファブリックなど幅広く利用されています。
中綿が均一に入っているため高い保温性があり、生地の厚みに対して軽いというメリットがあります。
アウターに使用すると、軽い着用感で暖かさを逃がしにくいのも魅力です。
ポーチやバッグに使用する際は、キルティング生地一枚でも丈夫なため、裏地をつけなくても良い点もメリットです。
また、綿による多少のクッション性もあるので、中身への衝撃を少なくしてくれます。
中綿が入っているため通気性が低く、衣服に使用した際に蒸れる場合があります。
ステッチ(縫い目)の糸が、劣化や引っ掛かりによりほどけてしまうことがあるので、糸切れが見つかった場合は早めの補修をおすすめします。
ご家庭で洗濯が可能な場合は、洗濯ネットに入れ、中性洗剤を使用して手洗いまたは弱水流をおすすめします。
中綿が入っているため乾燥に時間はかかりますが、乾燥機の使用は避けてください。
シワをしっかり伸ばし形を整え、直射日光の当たらない場所でしっかりと自然乾燥してください。
アイテムや素材によっては型崩れや色落ち防止のため、クリーニング店にご相談されることをおすすめします。