年齢に合わせたブラの選び方!/下着・ランジェリーの専門店 アンテシュクレ(intesucre)
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年齢によってブラ選びのポイントもそれぞれ。年齢に合わせた選び方をご提案します。

更新日:2022年12月2日 
公開日:2022年12月2日

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年齢によって、体型や胸の形に変化が現れやすくなります。
長年使っていたブラジャーが合わないと感じるときは、自分に合うブラジャーに買い換えるのがおすすめです。
ただ「どのようなブラジャーが良いの?」と選び方に迷われていませんか。
20~60代の方に向けて、年齢に合わせたブラジャーの選び方をご提案します。

女性の体型は、20代の後半頃を目安に、少しずつ変化が表れてくると言われています。
体の成長段階を終えて、徐々にホルモンが減ってくることが理由にあげられるでしょう。

ホルモンバランスの変化や運動時の揺れなどにより、胸の形に変化が出ることがあります。 美しい胸のラインを維持するためにも、20代の頃からバストケアを意識しておくことが大切です。
具体的には、胸が垂れないように支えられるブラがおすすめ。ボディラインの美しさを重視したい方は、補正できるタイプのブラを選びましょう。
また、昼用と夜用とブラを使い分けるようにして、胸を重力から支えられるようにサポートしておくことが重要です。

30代は、ホルモンバランスに変化が出てくる時期で、少しずつ体型に変化が現れやすくなります。
たとえば「胸のたるみ」や「脇のお肉」が気になる方が多いです。ほかにも、胸のハリが減ることや、デコルテのふくらみに変化が出やすくなります。

30代からは、ブラジャーのデザインだけでなく、機能性や素材を重視して購入を検討するとよいでしょう。
とくに妊娠したときは、肌の調子が崩れやすくなるので、ブラジャーの着用時にかゆみが出てしまうことがあります。肌にやさしい素材として、綿100%やオーガニック素材を選びましょう。
また、産前や産後の胸のサポートには、マタニティブラを使う方法がおすすめです。マタニティブラは、体型の変化や授乳に対応しやすい設計になっています。

40代は、30代の頃よりもホルモンが減少傾向にあるため、胸のたるみが気になる時期です。胸全体がやわらかくなり、脇や背中の脂肪が気になる方も多くなります。
たとえば、デコルテ(胸の上部)が痩せてきたり、背中のお肉がブラジャーに食い込んでしまったりすることもあります。
ブラジャーを選ぶときは、脇や背中の脂肪、胸をしっかりと包み込めるブラがおすすめです。

30代の頃からブラジャーを変えていないという方は、一度サイズを図り直して自分に合うものを選び直してみてください。
また、コラーゲンなどの減少により、肌のツヤ感が変わってしまったと感じることもあるかもしれません。
肌質が変わってしまうと、ブラジャーと肌の摩擦が気になることもあるので、肌にやさしい綿100%やオーガニックの素材を選びましょう。

50代は、閉経を経験する方が多く、女性ホルモンの分泌量が減少してしまうため、体型の変化が気になりやすい時期です。
筋肉量が減って胸がやわらかくなりやすいため、ブラジャーの着用時に胸がズレることや、カップが浮きやすくなることもあります。
また、体型が以前より細くなってしまったり、体重が増えてしまったりするなど「ボディラインが大きく変わってしまった」と感じる方もおられるかもしれません。

ブラジャーを選ぶときは、胸の形を維持しやすいタイプがおすすめです。胸をしっかり支えられるように、肩ひものストラップ部分やサイドベルトは、太めのものを選びましょう。
また、胸全体をしっかりと包み込めるフルカップや3/4カップの種類がおすすめです。

60代は、体全体の筋肉が減りやすい時期で、お腹周りや背中の脂肪が気になりやすい時期です。
胸がやわらかくなりやすく、ボリューム感が減りがちになるなど、ブラジャーのつけ心地が変わったと感じやすい傾向があります。
また、背中に脂肪がつきやすくなることで、背中に段差を感じてしまうと、ブラジャー着用時に違和感があるかもしれません。

ブラジャーを選ぶときは、肩ひものストラップ部分やサイドベルトが太めのものを選びましょう。胸をしっかり支えるためにも、フルカップの種類がおすすめです。
「ワイヤー入りは肌が痛くなる」と感じる方は、しっかりと支えてくれるタイプのノンワイヤーブラジャーを選んでみてください。
ほかにも「体を動かしづらい」という方は、前にホックが付いている前開きタイプのブラジャーがおすすめです。背中に手をまわさずにホックをとめられます。
また、ブラジャーの着用で胸のラインをもちあげやすくなるので、自然に背筋を伸ばしやすくなる効果も期待できます。

自分に合うブラジャーを選ぶためにも、定期的にサイズを測り直すことも大切です。
また、胸の特徴に合わせてブラジャーの種類を選びましょう。
胸のラインを美しく見せるブラジャーの着用方法について解説します。

バージスラインに合わせる

バージスラインとは、胸の下の円周部分のことです。
胸をしっかりと支えるためには、ブラジャーがバージスラインに合っているかどうかが重要になります。
具体的には、ブラジャーのワイヤーの幅が確保できているかを確かめることが大切です。
人によってバージスラインの幅は変わるので、正確に測りたいときは店頭に訪れてみましょう。
自分のバージスラインに合うブラジャーを選ぶことで、脂肪を胸に集めやすくなり、胸のラインを整えられる効果が期待できます。

定期的に胸のサイズを測り直す

年齢や体の変化とともに、胸周りのサイズ感は変化していきます。
数年単位で同じブラジャーを使っている方、体型に変化が現れたと感じる方は、胸のサイズを測り直してみましょう。
自宅で胸のサイズを測るときは、布製のメジャーや鏡を準備します。鏡を見ながら、薄着や下着姿になって、以下のポイントを測定しましょう。

・アンダーバスト:胸のふくらみがある下の部分のこと。一周してサイズを測ります。
・バスト(トップバスト):胸のふくらみが高い部分のこと。一周してサイズを測ります。

アンダーバストとトップバストを測ったあとは、バストの大きさにあたるカップサイズを調べます。カップサイズは「トップバストーアンダーバスト」で計算することが可能です。
「自分で測りづらい」という方は、ブラジャーの専門店や店頭に訪れて、店員に声をかけてバストサイズを図ってもらいましょう。

胸の大きさに合わせたカップを選ぶ

胸の特徴に合わせて、ブラジャーのカップの種類を変えてみてください。
たとえば、フルカップは、胸全体を包み込みたいときに選びましょう。胸がやわらかくなってきた方、胸のサイズ感が大きい方におすすめです。
また、3/4カップブラは、ブラジャーを着用したときにカップから脇にお肉がたれてしまうという方に向いています。
ほかにも、胸のサイズ感が小さい方、バストにハリがなくなってきたと感じる方は、1/2カップがおすすめです。カップで微調整がしやすいので、バストのふくらみを出しやすくなります。
胸の特徴に合わせてブラジャーを選ぶことで、自分に合うものを選びやすくなるでしょう。

女性のバストや体型が変わることで、ブラジャーの選び方にも変化が出てきます。
具体的にどのような時期にバストや体型の変化が出やすいのでしょうか。それぞれの詳細について見ていきましょう。

妊娠や出産を経験する時期

妊娠したときは、お腹周りや胸の大きさなどが変化しやすくなります。出産に向けて女性ホルモンの分泌量が増えるため、胸のハリや痛みを感じやすくなるでしょう。
1~2カップ程度胸が大きくなる人もいるため、ブラジャーがきついと感じやすくなります。
また、胸の重力を感じやすくなる時期なので、胸のたるみを予防するためにも、胸全体をしっかりと包み込めるマタニティブラジャーの着用がおすすめです。

更年期に差しかかる時期

更年期の時期(50歳前後)は、閉経によるホルモンバランスの変化から、胸・背中・脇・二の腕などに脂肪がつきやすい時期です。
ボディラインが変わると「自分の体に自信がもてない」と感じることがあるかもしれません。
更年期の時期は、ブラジャーを変えるとバストアップを図りやすくなるので、ボディラインの見え方が変わってきます。
「自宅でブラジャーをつけるのが苦しい」と感じる方は、圧迫感が少ないノンワイヤータイプのブラジャーを着用してみてください。

胸やブラジャーに関して疑問になりやすいポイントをまとめています。
年齢によるバストの変化やブラジャーに関するQ&Aについて見ていきましょう。

胸のたるみが始まる時期はいつ頃から?

胸のたるみは、20代頃から少しずつ始まります。
胸の内部の多くは脂肪でできています。その脂肪を支えるひとつがクーパー靭帯です。
年齢とともに、少しずつクーパー靭帯が伸びることでたるみが発生しやすくなります。
ただ、年齢が若い頃は、乳腺が発達している影響もあり、そこまでたるみは気にならないことが多いかもしれません。
30代頃から少しずつ体の変化が目に見えやすくなるので、気が付いたときには「たるみが進行していた」という事態になることがあります。
「胸のことが気になるかも」と感じた段階で、自分に合うブラジャーを選び直すことが大切です。

クーパー靭帯が伸びると戻らないの?

クーパー靭帯は、胸の振動やたるみなどによって伸びてしまうと、もとに戻らないと言われています。
ちなみに、クーパー靭帯(じんたい)とは、胸の脂肪全体を支える役割を担っている靭帯のことです。
胸の丸みやハリを維持するには、クーパー靭帯が重要になります。20代など、早い段階から胸をブラジャーで支えるようにしましょう。
「20代じゃないからもう間に合わないかも」と感じる方でも、今からケアを始めることで、今後の伸びを予防する効果が期待できます。

ワイヤーブラよりもノンワイヤーブラのほうが垂れやすいの?

ワイヤーブラよりも、ノンワイヤーブラのほうが垂れやすいというわけではありません。
胸のたるみは、ブラジャーのバージスライン(胸の丸みの下部分)が合っているかどうかで決まります。
ただ、ワイヤーブラのほうが胸全体を支えやすい場合もあるため、補正重視で選びたいときはワイヤーブラがおすすめです。
ただ、ノンワイヤーブラでも、機能性が充実しているものは多くあります。自宅でゆっくりと過ごしたいときにご検討ください。。

昼用と夜用のブラジャーは分ける必要があるの?

昼用と夜用のブラジャーは、分けておくことが大切です。
昼用と夜用のブラジャーでは、それぞれの機能や目的が変わってきます。夜用のブラジャーなら、就寝時に対応して設計されているので、効果的に胸をサポートすることが可能です。
寝ている間は、胸を支えていないと重力がかかりやすくなります。たとえば、寝返りを打ったときや仰向けで寝ているときも、気づかないうちに胸が垂れてしまうのです。
そのため、夜用のナイトブラジャーを着用することで、しっかりと胸をサポートできて形が崩れるのを予防できます。

胸のサイズ感が小さくてもブラジャーは必要?

胸のサイズ感が小さいと感じる方も、2/1カップや3/1カップの種類など、自分に合うブラジャーを着用するのがおすすめです。
そのまま放置してしまうと、どうしても胸のたるみにつながりやすくなります。
ただ「ワイヤーが肌に当たって痛みを感じる」「カップが浮いてしまう」と感じることがあるかもしれません。
胸の形や幅などによって、自分に合うブラジャーが変わってくるので、専門店に訪れて試着するのがおすすめです。