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「手芸のあるたのしい生活」バックナンバー | 手芸用品・手芸材料の販売/専門店オカダヤ

手芸用品・手芸材料の販売/専門店オカダヤ[okadaya 新宿]

 















オカダヤでは、毎年オカダヤをご利用いただいている会員様への感謝の気持ちを込めてカレンダーを制作しています。
手芸の分野で活躍されていたり、お仕事や家事の合い間に熱心に制作されている作家さんを探し出し、お願いをしています。

作家さんごとに毎年様々にテイストが変わっています。
「このカレンダー使っていたわ」という方がいらっしゃったら嬉しいです。

2014年は OZ rissa さん
生地をふくらませてつくるとても珍しい技法で制作されています。
手染めのやわらかな色づかいがとてもきれい...。

2015年は came8 さん
動物たちの楽しくコミカルな世界を描かれています。
やさしくてほっとする温かな作品です。

そして、
来年度2016年のカレンダーは、maman(ママン)さんにお願いすることに決まりました!

長野県松本市にお住まいのmamanさん。
ご夫婦で手提げやリュック、お家のカタチのバッグを作られています。

どこか懐かしく、童話のような物語りを感じる作品です。
バッグの縫製はとてもきれいで、丁寧なお仕事をされています。

mamanさんとの出会いは、2015年のデザインフェスタでした。
カレンダー作家さんを探しに訪れたところ、とてもたくさんの愛くるしく、ちょっぴり変わったバッグたちに引き込まれました。

そして、ブースにいらっしゃたmamanさんご一家に話しかけたところ、ご家族の魅力にも夢中になってしまったのです。

おうちの形のバッグは「見えないけれど、裏側も表と同じ模様がきれいに出るように、糸がねじれないように気を付けています」とお父さんが丁寧に一針一針さしています。

mamanさんご一家と出会ったことがきっかけとなり、この連載をはじめることになりました。
カレンダーの制作の様子はもちろん、手芸にまつわるエピソード、mamanさんに影響を受けたオカダヤのスタッフの様子などを、お送りしていきます。

okadayaスタッフのハシノです!
カレンダーの打ち合わせをすべく、長野県松本市のmamanさんのお家へうかがってきました。

新宿から特急あずさに乗って、約3時間。
松本駅の改札を出ると、mamanのたかこママとお父さんが出迎えて下さいました。

移動中、たかこママのリュックにくぎ付けに!!

このリュックを背負っていると、エスカレーターなどで声を掛けられることもあるそうです。
「知らない人に『いいわねそのリュック、売れるわよ。』なんて言われたりして、面白いんです。」

と、たかこママ。

そして、お父さんの運転する車にゆられmamanさん宅に向かいます。
途中、松本城を見ることができました。

別名・烏(カラス)城とも呼ばれるそうです。黒くて渋いです。

いよいよmamanさんのおうちへ。
庭先のお花がmamanさんの刺繍をイメージさせます。

打ち合わせでは、さまざまなアイデアが交わされました。

(昨年度のカレンダーの原作をみるたかこママ)

たくさんの作品も見せていただきました。

リュック・手提げ・ネットに毛糸を編んで作るお家バッグなど、いろいろな種類のバッグを作っていらっしゃいます。
カラフルな生地と、レース・ビーズ・スパンコール・毛糸…。
たくさんの材料と技法をつかって、mamanの世界を表現されています。

「最近は、染色もやりはじめました。娘が勉強していたので、一緒にやったりすることもあります。」


手染めのあざやかな花々。

おうちのバッグを作られたきっかけについて
「もともと娘たちの洋服をつくったりしていました。一番上の娘が通っていた高校が、制服のない高校で。卒業式の時に、洋服とそれに合わせて、お家のかたちのバッグを作ったのが、一番最初です。」「式では娘をはじめ、みんな自由に楽しんだ服装をしていたから、すごく目立つとかはなかったですが、数年後の同窓会の時に『あの時のバッグ面白かったね』と話題にあがったようです。」

3人の娘さんも、作品を楽しんでいらっしゃいます。


~はじめてmamanさんご一家にお会いした時うかがったことより~


お父さん・たかこママ・お姉さんのりえさん・双子のなみさん、なおさん

「母が作ったこのストールには、タコのレースが使われていたので、宇宙人やUFOをつくって付けました。」

                            

変わった宇宙人たちのアップリケが付くことで、レースのストールがとってもユニークなアイテムに。柔らかく個性的な、なおさんの雰囲気にとっても似合っていました。

「父が作ったバッグに、母が刺繍をして、私がつくった羊毛フェルトをつけました。」

「私は色のイメージをパステルにしてほしいとお願いして、作ってもらいました。」

手芸をめぐって、mamanさん一家の中でキャッチボールのようなやりとりがされています。思わず真似したくなるアイデア・つくりかたですね♪

カレンダーの依頼がきてどのように思いましたか?
「娘たちは、『やってみたら?』と簡単に言いましたが、お引き受けした後で今までのカレンダーを拝見して、その素晴らしさとレベルの高さに、自信喪失!!というのが本当のところです。まあ、mamanらしさを大切につくっていこうと思います。
あくまでもバッグ作家なので、普段は刺繍も含めたバッグ全体を作品と考えております。
そんな感じを今回のカレンダーにも込められたらいいな、と思います。
あと、思わず微笑んでしまうユーモアも・・・。」

ユーモアあるmamanさんのカレンダー、たのしみです♪
この打ち合わせでは、mamanさんの作業部屋もみせていただきました。

【前回からのつづき】
打ち合わせの途中、作業部屋へ案内してくださいました。
今回はmamanさんのお部屋の様子をお届けいたします♪

案内されてまず目に飛び込んできたのは、押し入れいっぱいの生地!
色と柄できれいに分けられています。

「材料がたくさん周りにないと制作ができないんです。」
「バッグをつくりはじめる時、夫と2人でこの中から無地の生地・柄生地・裏地をまず決めます。」

(裏地も素敵なmamanのバッグ)

洋服や小物をつくるのに生地を選ぶとき、mamanさんおふたりは真剣勝負!ですが、誰かと一緒にあれこれ考えて生地などを選ぶのは、組み合わせが予想外になったりして、つくるのが楽しくなりそうです♪
裏地をはじめ、全部をお気に入りの材料にできるのは、てづくりの醍醐味!

こちらのダンボールとビニール袋には、ちいさなちいさなハギレがいっぱい。

「これが宝の山なんですよ。」
mamanさんの作品に使われる出番を待っているハギレたち。

みんながつくった作品と、たくさんのお気に入りの材料がひしめいている
mamanさんのお部屋。
あちこちみては面白く、いつまでも発見が尽きません。
お父さんとたかこママがひとつひとつ説明してくださいました。


こちらは、娘のなおさんが染められた生地。
なおさんは染色の勉強をされていたそうです。
PCの画面をホコリから守るとともに、お部屋のアクセントになっています。

年賀状に使った羊毛フェルトの作品。なおさん作


「わたしの趣味です。どんどん増えるのがおもしろくって。」

ここにもおうちが!!(名古屋の作家さんの作品だそうです。)

「毎日、この部屋へ出勤しています」と話すたか子ママ。

お父さんとおふたりで、毎日規則正しく、制作に没頭されています。

このお部屋でどんなカレンダーがつくられるのか、どうぞお楽しみに!!

この日は、お部屋の写真だけでなく、たくさんの作品の撮影も行いました。 お父さんのスタイリングで、バッグたちもイキイキ写ります。

途中で撮り直しもありましたが、「こうした方がいいかもしれない!!」と最後まで熱心に付き合って下さったmamanさん。本当にありがとうございました。

さて、新宿の本社にもどり、さっそく打ち合わせの様子を他のスタッフに話しました。どんな連載になるかなと話していたら、
「mamanさんを、羊毛フェルトでつくりたい。」

とwebデザイン担当スタッフ(kokeshi) が言い出しました。
「写真やイラストより、フェルトで作った方が、きっとmamanさんの雰囲気に合うはず!!」

(ハシノ)は、やったことがなかったのですが、mamanさんのものづくりに刺激されていたので、 「やってみよう!」と、初めての羊毛フェルトにチャレンジすることになりました。

果たして、どんないばらの道が待ち構えているのでしょうか!?

web制作担当スタッフ(kokeshi)の「mamanさんを羊毛フェルトでつくりたい」という発言をきっかけに、はじめての羊毛フェルトにチャレンジすることになりました。 【詳しくはこちら】

『羊毛フェルト』とは、フワフワした綿状の羊毛を、ニードル(針)で刺していくことで形をつくっていく、手芸の技法です。

技法を知ってはいるものの、「針でつつくことで、出来上がっていくとは、一体どういうことなのだろう??」ちょっと不思議に思いませんか?

 

ネコなどを羊毛フェルトでつくったことがあるというが先生役をつとめます。
まず、原画を用意。イラストの得意なが描きました。

のイラストは、オカダヤおよびランジェリーを扱う姉妹店アンテシュクレのホームページのあちこちに登場しています。
「見かけたことある!」というキャラクターもいるかもしれませんね♪

今回はmamanさんご一家の5人分を制作します。

かわいい!

(ハシノ)「メガネはどうしよう?」

「ここもフェルトでできると思うよ!」

一番の山場が、たかこママとお父さんの眼鏡であることを確信したところで、さっそく始めます!

【今回使用する道具と材料】

・フェルトパンチャー用スターターセット
・フェルトパンチャー 5本針タイプ
・フェルトパンチャー用ブラシマット
・羊毛各種
・とける下絵シート
・フェルト(ベースとなります)
・チャコペン・刺繍糸など

イラストを、透明な「とける下絵シート」にチャコペンで写します。
手が汗ばんでいると、すこしふやけてしまうようです。

ベースとなるフェルトに、シートをとめます。針が折れないように、下敷きとなるスポンジまたはブラシの上に置きます。スポンジは立体作品に、ブラシは今回のような平面作品に向いています。

いよいよ!羊毛を針でさしはじめます!

『サクッサクッサクッ』
「こんな風にさすんだよ~。」「真上から!針が折れたりするからね。」

 

真上からさします。『プスッ、プスッ、プスッ』
癖になりそうな軽い手応えです。

黙々とさします。
『サクッサクッサクッ』 『プスッ、プスッ、プスッ』
『サクッサクッサクッ』 『プスッ、プスッ、プスッ』
『サクッサクッサクッ』 『プスッ、プスッ、プスッ』
『カシャン!カシャン!カシャン!』
(おや?)

「これは、一度に針が5本も出るんだって。」
「すご~い!カッコいい!」

『カシャン!カシャン!カシャン!』
「広い面はこれを使うとまんべんなくできるのでこれはイイ!」
一度に5本も針が出るということは、5倍速で進められる?!
テンションが上がりますっ。

開始から10分ちょっと。手が遅いですが、少しずつ固まってきました!

「ちょっとぼあぼあしてるなあ…。」
「きわは、ほわっとしているのを、入れ込むようにちょっとずつ進めるといいよ。」

kokeshiの指導のもと進めていきます。

だいぶ全貌が見えてきました!

「何してるの~?」「すごーい!!」と他のスタッフも興味深々。

「意外とカンタンだよ~。」

初日は、1時間ほどでお開きになりました。
この日から朝夕、10~15分ほどのちょっとした時間をみつけては少しづつ進めていきました。

いよいよ顔のパーツにとりかかります。
つづきは後編でご紹介♪

                                                                                                                                           

フェルトパンチャー用スターターセット
(58-610)5b

スポンジマットと針がセットになっています。これから始める方におすすめ♪

■取扱店舗
・オカダヤ新宿本店(服飾館5FB)
・オカダヤ町田店
・ホビースクランブル各店
・マーノクレアール各店
※一部店舗によって在庫状況が異なります。

フェルトパンチャー 5本針タイプ
(58-603)5b

広い範囲の作業に便利です!

■取扱店舗
・オカダヤ新宿本店(服飾館5FB)
・オカダヤ町田店
・ホビースクランブル各店
・マーノクレアール各店
※一部店舗によって在庫状況が異なります。

フェルトパンチャー用ブラシマット
(58-605)5b

今回のような、平面の作品作りに最適。

■取扱店舗
・オカダヤ新宿本店(服飾館5FB)
・オカダヤ町田店
・ホビースクランブル各店
・マーノクレアール各店
※一部店舗によって在庫状況が異なります。

羊毛各種

■取扱店舗
・オカダヤ新宿本店(服飾館5FB)
・オカダヤ町田店
・ホビースクランブル各店
・マーノクレアール各店
※一部店舗によって在庫状況が異なります。

ハマナカ とける下絵シート

■取扱店舗
・オカダヤ新宿本店(服飾館5FB)
・オカダヤ町田店
・ホビースクランブル各店
・マーノクレアール各店
※一部店舗によって在庫状況が異なります。

羊毛フェルトでの作品制作のようすをお届けしています。
今回は後編をお送りいたします!【前編はこちら】

前回のつづきです。

いよいよ顔のパーツにとりかかります。
「少しずつ羊毛をとって、さしていくといいよ。」
ちょっと目を離したスキに、こけし先生はだいぶ進んでいました。


                                

刺繍糸でまつげをつけて、とってもキュートなお顔です!私も続こう!と
羊毛をのせます。
(これくらいかな?)

「……。」
ここまで作ったものが、台無しになるのでは…。
「これは?大丈夫??」暗雲が立ちこめてきたようです。
「大丈夫だよ~。ちょっとづつ入れ込んでいくようにすればいいよ。」
こけし先生の言葉を信じてすすめます。


(ほんとうに大丈夫かな?)


少しづつ、きわを決めていくようにさしていきます。


(なんとかまとまってきた!)
黒い刺繍糸で、まつげを入れます。


「かわいくなった~。」
「かわいいね◎」

次は口です。

またしてもインパクトのあるお顔に。
でも、どうにかなる!と、手を動かします。


(最終的にはもう少し色のうすい羊毛でさし直しました。
羊毛フェルトは、さしたものを取り除いたり、後戻りもできるのですね。)

刺繍が得意なスタッフ:キミドリも参加。
こまやかなステッチで輪郭をだしていきます。


「それくらい細かい方がいいんだ?」
「そうなんです。」
「ピーッと長いステッチじゃなくて、直線も細かい方がきれいに仕上がるんだね。」


完成間近!なところまで続々出来上がってきました。


一番の山場、メガネは、細くよった羊毛を、下書きに沿って針でさしていきました。

そして、ついに!

完成です!!


(なかなかの出来!)

さっそく、mamanさんに見ていただきました♪

mamanさんのコメント
「みなさんでの制作、とってもたのしそうでした。
お母さんがそっくりだと、とても評判になっていますよ。」
番外編、ここまでお読みいただきありがとうございました。
もし羊毛フェルトが気になられましたら、ぜひはじめていただければと思います。
思いのほか、やさしくおもしろいはずですよ♪

mamanさんから、カレンダー制作の様子が届いています。
完成した作品のお写真もいただいているのですが、
それは、カレンダーをお配りする時までのおたのしみとさせていただきます。

6月末から制作をスタートされたmamanさん。
夏の季節から着手されました。
12ヶ月と表紙の計13作品をつくっていただきます。
長い道のりのスタートです。

今回は8月分制作の様子をお送りいたします。

(8月分を制作するたか子ママ)

8月「異国で見た花火」テーマは昨夜の夢に出てきた異国の街と遠くに見えた打ち上げ花火。
タイトルは、毎回お父さんがつけています。

「8月といえば花火でしょう。 私の実家のすぐ目の前に神社があって、毎年お盆には盛大な花火大会が催されていました。幼いころから、夏といえば一番先にイメージされるのが、私にとっては花火なのです。」

「この作品は、バッグを作る要領で、刺繍面の回りに、あえてバッグ本体となる生地を配してみました。
その分刺繍面が狭くなってしまい、窮屈な感じは否めませんが、雰囲気はばっちりです。」

周囲の生地の効果でエキゾチックな雰囲気が増しています。
打ち合わせの時、mamanさんとお話をしていて度々出てきたのが
「私たちはバッグ作家なので…」という言葉でした。バック制作時に用いる手法を取り入れて、カレンダーをつくろうとされています。
mamanさんとお話をしていると、常に「mamanらしさ」はどのようなところにあるのかを意識して、考えながら作品と向き合っていらっしゃることが伝わってきます。

(制作途中の作品)

この後mamanさんの刺繍でたくさんの花火が打ち上がります。
中央のふわふわまんまるい塊りはウサギの「ロンロン」。
屋根に上ったうさぎのロンロンが、花火にいたずらしようと試みていますが、果たして届くのか…。

「お家と花火のこのパターンは、自分の中にはいつもあるものなので、そんなに迷うことはありませんでした。建物は、色も形もmamanらしいヘンテコさで、外側の柄生地がさらに拍車をかけている感じです。 また、ここぞとばかりにキラキラもいっぱい付けてみました。」

ラメの入った生地が、星が瞬く夜空のようです。
間違いなく雰囲気はばっちりですね。

mamanさんから届くカレンダー制作の様子をお送りしています。
今回は7月分制作の様子をお送りいたします。
まぼろしの(?)ボツ作も登場いたします。

「実はこれ"最初に生地ありき"だったんです。」

「この生地を見た瞬間、もうこれしかない、と浮かんできたのが、このテーマ。 "材料が周りにないと制作ができない"」
とお話しされていたmamanさん。
材料と出会い、手元に置いて繰り返し眺めることで、作品制作のインスピレーションに。

(カモメを編むたかこママ)

「いろいろなレースを使って波を表現したり、大小の島や雲を配置してみました。キラキラも、波の雰囲気や砂浜を効果的に表現しています。」

(2作目)

「この作品の最大のポイントは、丸く、大っきなうさぎのロンロン。大きな浮き輪に乗ったロンロンは巨大で、せっかくの遠近法は台無しです。
実は、これ、2作目で、先に作ったロンロンはもっと小さかったのです。」

(「ボツ」となった1作目)

「これはこれで、構図的にまとまっていたのですが、一晩寝て起きてみたら、なぜか、もっと大きなロンロンを作りたくなって、もう1枚制作しました。
私としては、このバランスの悪い方が、気に入っています。」

それと、もうお気づきだと思いますが、ついにタコがデビューしました。でもなんとあわれな姿でしょう。あまりの大きさのロンロンにびっくりして、赤くなって飛んでいってしまいました。でもご安心を。浜辺でマラカスを振っている仲間がいることに、まだロンロンは気づいていません。
よく見たらカメキチも浮き輪を突っついています。
なーんだ。
結局、静かな休日を過ごそうとしていたロンロンでしたが、いつもの仲間たちが放っておいてはくれませんでした。」

(マラカスをふるお仲間のタコ)

「8月のこの作品では、タコとヤシの木を染めてみました」

(浮き輪を突っつくカメキチ。持っているのは、もしや花火でしょうか?!)

静かな休日のはずが、にぎやかな休日に。
放っておいてくれないというカメキチやタコのお仲間たち。
南の島で流れる、かわいらしくユーモラスな時間...

カレンダーを壁にかけたら、波の音がしてきそうですね♪

   

mamanさんから届いた、2016okadayaカレンダー制作のようすをお届けしています。

今回は、ちょうど今と真逆の暦、3月と4月制作のもようをお送りいたします。
後半では、またしても(!)okadayaスタッフがmamanさんに刺激を受けてなにやら作りたくなっているようです。
ぜひ、たのしんでお読みください。

「今回は、mamanの中にある乙女チックな部分を前面に出して、可愛らしい作品に仕上げてみました。」


「季節は春ということで、周りを春らしい爽やかな柄生地にしました。
ベースとなる白生地は花の形にして、レースを施しています。
そこにドーンと、家を置いてみました。」


(制作途中の様子。ここへ、たくさんのお花が咲いて、ロンロンが摘んだお花で花車はいっぱいになります。)


「今回登場したお家は、花いっぱいの中にあって、シックな存在感が気に入っています。
この作品では、ウサギのロンロンが、初めてバンダナをして花車を押しています。
よく見ると、屋根の上に蝶々が飛んでいるんですよ。
白地に白いロンロンは、目立たなくてちょっと難しかったですね。」


春になって、家の周りには、あちらこちらにきれいな花が咲き始めました。
ロンロンが、夢中になってたくさんの花を集めてきました。
さあ、どこに飾ろうかな~。



「ロンロンが摘んだばかりの花は毛糸で編み、咲いている花は、刺繍をしたり、いろいろな形のレースを染めたりしています。
花は、編むにせよ、染めるにせよ、色の選択、組合せが結構大変でした。」

ひとつひとつの花の色・組み合わせを決めて、ひとつひとつを作っていく…。
とてつもなく、手が込んでいることが分かります。

ロンロンの家の近くにある一本桜。ついに満開になりました。
もう待ちきれない子ロンロンやカメキチと連れ立って、さっそくお花見に出かけました。
もちろん、花より団子。ごちそうのいっぱい詰まったお弁当持参です。
今日一日、桜の下での~んびり過ごしたいな・・・。


(ここから満開になります!)

「今回のメインは何といっても満開の桜。
花をどう表現しようか考えた結果、思い切って毛糸で編んでみました。
何色かの毛糸をいくつかの編み方でたくさん編んで花を作り、革を切って作った木の上に咲かせました。」


「そうしたらどうでしょう。ボリューム感いっぱいの桜の木になりました。
突然吹いてきた風が、花びらを少しだけ舞わせました。」

「今回のもう一つのポイントはお弁当。」

(お弁当の中身の充実ぶり!花も団子もそろってこそのお花見です。)
「おにぎり、卵焼き、ウインナー、エビフライ、レンコンの天ぷら、お漬物など、みんなの大好きなものばかり。
これ、材料はレースを切ったものを染めて作りました。
しかもどうです、この立体感。
カメラマンさん、おいしそうに撮ってくださいね。」


(お弁当の中身とお花を染めて作るたかこママ。使っているのは製氷皿。)


「桜の花やお弁当につい目を奪われがちなこの作品。
でもよく見ると、草原に見立てた緑色の生地。色も素材感もまさに草原そのものだと思いませんか?
この緑と、そこに咲いている菜の花や水仙の黄色とのコントラストが、実はこの作品の隠れた引き立て役になっているんです。」

春は、い~っぱいのお花とよろこびにあふれている!
ロンロンと風景を見ていると、そんな気持ちになりませんか?

「染色って、やったことある?mamanさん、レースを染めていろいろな表現をしていて、おもしろそうだね。」
カレンダー担当スタッフ:ハシノ

「やったことないなぁ。道具がいろいろ必要なんでしょ?大変そう。」
Webデザイン担当スタッフ:kokeshi

 

「40℃のお湯で染められる染料があるらしいよ。」

「わたし、シャツを染めたことあります!」
初登場。オカダヤ姉妹店ランジェリーのブランドアンテシュクレ担当スタッフ:GURI

「え!!」

「いいね~!それじゃあ、みんなでやってみよう!!」

果たして、なにが何色に染まるのでしょうか?

mamanさんから届いたカレンダー制作記。
染色をしているmamanさんを見ていたスタッフが、染色にチャレンジする様子を、前編・後編に分けてお送りします。
8通りの染めのバリエーションができました。最後までぜひご覧ください♪

(ハシノ) 「今回は、熱湯を使わず染められる染料:ダイロンプレミアムダイを使いましょう。」

(GURI) 「何を染めます?」

(キミドリ) 「私、履き古した白いスニーカーを染めたいです!タイダイ風に!」

「いいですね!!」

オカダヤ新宿本店で、染料を選びました。

「落ち着いたオリーブやベージュも使ってみたいです。」

「落ち着いた秋色がいいですね!」

なんと!これからご紹介する方法だと、4袋で10足以上のスニーカーが染められるそうです。

他のスタッフも誘って、みんなで白い綿のシューズを染めることになりました。

(こちらを染めます。)

用意するもの

・シューズ・スニーカー(綿・麻など)
・プレミアムダイ(染料)
・ダイロンカラーストップ(色止め剤)
・ゴム手袋
・ドレッシングボトル 使う色数分
・お塩 250g 
・お塩を溶かす60℃のお湯 1リットル
・染料を溶かす40℃のお湯 500ml×使う色数分
・容器(鍋やバケツ)
・ワイヤーネット
・ビニール袋
・温度計

まずは、下準備です!
スニーカーを中性洗剤で洗います。
汚れや油分を落とし、よくすすぎます。

「こんなにたくさんの靴。洗いがいがあるなぁ。」

60℃のお湯に塩を入れ、よく溶かします。
1リットル当たり塩250gです。(今回はお湯2リットル、塩500gを使用)
靴を15分浸します。

プレミアムダイ1袋を500mlのお湯(40℃)で溶かします。

何色か分かるようにボトルに書いておきましょう。

さっそく!!染めていきます!

今回は、ケチャップをかけるように染料をかけて染めます。

「トップバッターを務めたい人いますか?」

「…。」

みんなの腰が引ける中、ママさんスタッフ、松。
「 いいよ。私やるよ~。」

みんなの視線が注がれます。

(ポタッ…)

「あっ。」

「あっ…」

「だ、大丈夫です!」

「かわいいー!」 「お花みたいだねー。」

オレンジもアクセントで入って、一気に明るくなりました。

次は、キミドリです。

「お醤油をちょっとだけたらすみたいな感覚でやるのよ!」

「はいっ。」

「4色あるのに、1色しかもベージュの水玉!」

「私には無いセンスです。」

キミドリらしいセンスが光ります。

GURIの番です。

(GURIはかかとから始めました。)

「こういうのは、目立たないところで試した方がいいですよね。」

「その通りだ~。」

(オムライスみたい!)

パンチが効いています!

次は、kokeshiです。

「全面にかけてもいいんだよね~」

(勢いがいい!)

「ゴムは染まらないね。」

左右で色を変えてみました!

その後も次々と染めていきました。

(並ぶとハートになっています。)

スタッフK「私のは、右と左でデザインを変えてね!」 オーダーが入りました!

(少し和の雰囲気です。)

「これ、みんなが染めているのを見ているだけでも面白いですね。」

「バリエーションが見えるし、みんなの性格が出てるね。」

の古い靴は、トラ猫のような色に。

(薄いしましまになっています。)

「ヒモも染まるかな?」

(浅漬けをつくるように15分揉みます。)

ここで初登場、染色にとても詳しいスタッフ:(サトウ)。

「ナイロンは、残念ながら染まらないんです。この染料は綿・麻・レーヨンに適しています。」

「そうなんですね。」

「素材を確かめることが大切です。それから、60℃や40℃のお湯の中で生地を揉むとき、もし熱かったら軍手などしてその上からゴム手袋をするといいですよ。」

「なるほど~!」

(たくさんの靴が染まりました)

染めた靴は、乾かないようにビニール袋に入れ、日の当たらない平らな所で24時間置いておきます。

はたして、きちんと染まっているのでしょうか?
後編へ続きます!!

●商品紹介●

DYLON<ダイロン>プレミアムダイ

発色の鮮やかさ、染料の定着の良さが優れています。
40℃のお湯で手軽に染められます。

■取扱店舗
・オカダヤ新宿本店(服飾館5FB)
・オカダヤ町田店
・ホビースクランブル各店
・マーノクレアール各店
※一部店舗によって在庫状況が異なります。

DYLON<ダイロン>カラーストップ(色止め剤)

染色・お洗濯の際の色落ちを防ぐ化繊混紡専用色止め剤です。
既製品にも効果があります。 (天然染料で染められたものには使えません)

■取扱店舗
・オカダヤ新宿本店(服飾館5FB)
・オカダヤ町田店
・ホビースクランブル各店
・マーノクレアール各店
※一部店舗によって在庫状況が異なります。

【前回つづき】okadayaスタッフが、染色に挑戦する様子をお届けしています。
さて、染料をかけて24時間経ちました。はたしてきちんと染まっているのでしょうか?

(ハシノ) 「どうなったかな~?」

色が出なくなるまで、水でよくすすぎます。

(たくさん染めたなぁ。)

シューズが十分に浸る量のお湯(約60度程度・繊維表示に基ずく最高温度)とカラーストップを入れよく混ぜます。

15分間、時々かきまぜながらつけます。

日陰で良く乾かします。

(なかなかの壮観です。)

    

(乾きました)

(GURI) 「あれっ?ちょっと色が薄くなっている?」

「サトウさ~ん!干す前より色が薄いのは、なぜでしょう??もしかして失敗してしまったのでしょうか?」

再び登場、染色にとても詳しいスタッフ:(サトウ)
「素材によっては、乾くと色が薄くなったように感じることもあります。生地を濡らすと、濃く色が変わるでしょう? 乾いた時の色が本当の色なんです。」
「私も、見本と同じ色に染色したい時には、乾かして色を見ながら濃くしていっています。」

「じゃあ、これで大丈夫なんですね!」

「良かった~。」

完成した靴のお渡し会です。


「これいいね!」 「上手くいってるじゃない♪」

                            

さっそくみんなで履いてみました。

【番外編】最後までお読みいただきありがとうございました。
「ちょっと難しいかな?」ということでも、「おもしろそう!」「つくれたらいいね!」と感じたら、ぜひトライしてみて下さい☆
今回のように、仲間をさそってみんなで作ると、たのしくできちゃいますよ♪

 気がつけば、今年もあと1ヶ月と少しです。
 2016年のカレンダーの出番ももう少しです。
 今回のカレンダー制作記は、5月と6月をお送りいたします。
 
 今とちょうど正反対の季節、少しイメージを膨らませてご覧ください♪

新緑の5月。
とある晴れた日にうさぎのロンロンたちは気球に乗って大空へ旅立ちました。

「もし1年、12か月のうちで気球を飛ばすとしたら、それはもう5月の快晴の日しかないんじゃないか、と勝手に思い込んでいます。」

「気球は、久しぶりに家に帰ってきた双子の娘たちが、1つずつフェルトを刺して作ってくれました。」

「風景の中に、無地と柄生地を組み合わせ、変化を付けています。」

「mamanの刺繍では、よく風景を作りますが、遠近法は苦手なので、いつも遠近感はありません。
なのに、今回の「大空の彼方へ」は、よく見ると、なんとなく遠近感を感じてしまうのは私だけでしょうか。なーんて、実はこの風景の構成・生地選びには、主人の意見が反映されています。
主人の意見だけ取り入れるとmamanらしさが無くなってしまうので、途中から、いつもの私の刺繍を加えて、やっと娘たちの合格点をもらいました。」

「mamanには遠近感は必要ないと思う。」

「そ~は言っても、え、え、遠近感…。」

「制作面が割合小さいので、今までは隙間を埋めることに専心していましたが、無理に埋めない方がいい場合もある(青空)、ということを、今回の制作を通じて学んだ気がします。」

「さ~て、次は隙間を作らないようにがんばるぞ~。」

(mamanさんのお部屋から見える景色)

本当ならちょっぴりゆううつな梅雨時。
でもロンロンたちにとっては、ちょっと楽しみな季節なんです。

「最近は、季節としての梅雨を感じることがあまり無くなりました。
暑い夏と寒い冬ばかりが強調され、その中間にある繊細な季節をあまり感じなくなってしまったのは、私だけでしょうか。
毎日降り続くゆううつな雨が早く終わって、夏になってほしいと願っていた頃がなつかしいです。」

「背景にパステルカラーの柄生地を使いました。」

「梅雨時だけれど、ちょっとうきうき気分にさせるような生地です。」

「あじさいは、刺繍糸で刺繍しました。
背景の柄生地の雰囲気をこわさないように気をつけました。」

(トンネルを抜けてこんな風景が広がっていたら…)

(ビーズがきらきらして、透明感と表情の豊かさを添えています。)

「場面は、あじさい列車ならぬあじさいトロッコに乗ってトンネルから出てきたロンロンとカメキチが、突然の雨に用意してきた傘を広げたところです。
お気に入りの傘に、雨も心地よいリズムを刻んでいます。」

お花畑の絵がほんわりにじんだような、あかるくたのしげな雨の風景。
梅雨のイメージが変わるような気がしませんか?
どこかでロンロンとカメキチが楽しくやっている。
そんなことを想像しながら雨の日を過ごしてみてはいかがでしょう☆

mamanさんがつくる2016年okadayaカレンダー。
いよいよ11月27日から会員様へのお渡しがスタートします!
配布基準などは、こちらからご確認ください。
ぜひ、お手に取ってみていただければと思います。
ささやかな付録も付いていますよ♪

カレンダー制作記、今回は10月と11月をお送りいたします。

ロンロンとカメキチが、紅葉真っ盛りの里山に栗拾いにやってきました。
色とりどりのきのこたちもお出迎え。かごいっぱいの栗を拾ってご満悦のロンロンとカメキチ。
今日一日楽しかったね。

  「最初は、いつものようにきのこ中心に作ってみたのですが、(下2枚写真)何かしっくりこなかったので、きのこたちに少し控えてもらって、ロンロンたちに栗拾いさせてみたら、いきいきしてきました。」

 

(きのこたちが音楽祭をやっているようなにぎやかさ)

「木に別珍生地を使ってみました。柄は決して栗ではないのですが、何となく栗の木のような気がしてくるから不思議です。」

                            

「栗のいがは、レースを切って染めてみました。はたして栗に見えるでしょうか。」

                            

(カメキチもしっかりかごを背負っています。)

「11月って、6月と同じで中途半端な季節ですよね。6月って夏にはなり切れていない。でも絶対春じゃない。11月も似ていて、華やかな秋は過ぎたけれど、まだ冬には早い。その中途半端な季節感を出したかったんです。」

植物が実を結び、紅葉し、動物たちの活動が一段と活発になる秋。
それは、来たるべき厳しい冬への準備の季節。
そんな秋が深まって、赤や黄色の広葉樹が葉を落とすと、残された針葉樹の緑はさらに深まって、もうどこかに冬の足音が聞こえてきました。
ふと気がつくと、遠くの山に雪が・・・。長い冬の始まりです。

「最初に、周りに充てる柄生地を、次に背景となる無地の生地を選びました。
これでもう11月の雰囲気ができました。
刺繍糸で、針葉樹の森を作りました。
あとは家や池などを自由に配置し、リスやカメキチを連れてきました。
最後に、遠くの山に初雪を降らせたら、完成です。」

「11月にもかかわらず花も咲いているのですが、いつもよりトーンダウンしているため、気がつかないくらいです。中央に鎮座している家の、色や形が気に入っています。」

「いつもは布で作る木々や遠くの家を、今回は刺繍糸で刺繍しました。
結構時間がかかり大変でしたが、ほぼ満足のいく仕上がりとなりました。

mamanさんが作った11月。
ほかの月とは打って変わって、ほんのり静かな雰囲気です。
まもなく12月ですが、本格的な冬を迎えるために、皆が支度をしているようにも感じられます。

          

お配りしております、2016年版okadayaカレンダー。
もう、手にしていただけましたか?
ぜひ、mamanさんの作った風景や、ロンロン・カメキチ達と共に12ヶ月を
過ごしていただければと思います。
カレンダー配布詳細はこちらでご確認ください。

さて、カレンダー制作記。 今回は、2月と9月を取り上げます。

2月のよく晴れた寒い日、ロンロン親子はカメキチを伴って、
郊外の湖にスケートをやりに出かけました。
ここのところ寒さ続きで、湖は全面結氷し、たくさんのスケーターで賑わっています。
子ロンロンは、小さいころからスケートに親しんでいるので、
今日も最初から回転ジャンプに挑んでいます。
スケートの苦手なロンロンとカメキチは、転んでばかり・・・。

「2月は一年でいちばん寒い月。
信州で言うと、有名な諏訪湖の御神渡り(おみわたり)が見られるのも、ちょうどこのころ。
私たちの子供のころは、近くの湖や田んぼに氷が張るとリンクができて、
スケートを楽しんだものです。
同じ信州でも北の方はスキーが盛んですが、私の育ったところは、近くにスキー場がなく、
冬はスケートで過ごしました。」

「湖は、スパンコールの付いたレースの上に、さらに模様のあるキラキラの
青いレースを重ねて、寒さでかちかちに張りつめた氷の感じを出しました。
遠くの風景は、まだ雪深いアルプスの山々を表現しています。」

「真冬の風景を作っている部屋の外は、なんと36度の真夏日。
このギャップがなんともいえません。あぢい~。」

※カレンダーの原作は、2015年6月末~8月の間に制作しました。

「3回転に挑戦している子ロンロンはまあいいとして、 すべりっ転んでいる
ロンロンやカメキチは、果たしてうまく表現できているでしょうか?」

9月、といっても下界はまだまだ夏の暑さが続いています。でもここは別天地。
木々の紅葉も始まり、もう秋の気配すら感じます。

「最近はあまり行けていませんが、キャンプは大好きです。
自然の中でのキャンプは、mamanのモチーフにはぴったりだと思いませんか。
まだ夏の名残の9月なので、ベースになる生地をグリーンの無地にしました。
木々は、お得意のハギレを利用し、少し秋の気配を表現しました。
テントは昔からある三角テントが一番絵になりますね。」

(mamanさんの懐かしいキャンプの思い出が作品に反映されています。)

「キャンプは、夏のmaman家の年中行事。
娘たちが小さいころから、毎年行っていましたね。
お昼過ぎにキャンプ場に着いて、まず主人と二人でテントを張ります。
それから火をおこして飯盒でご飯を炊いたり、食事の支度。
火で魚をあぶったり、野菜たっぷりのスープを作ったり。
そのあいだ娘たちは、テントの周りで遊んでいました。」

「飯盒で炊いたご飯は、ちょっと底の方が焦げていておいしかったなぁ。
夜、食事が終わるころ、辺りはすっかり暗くなり、あちこちのテントに灯りがともります。
持ってきた花火でひとしきり遊んだあとは、いつもよりひときわ明るい夜空を眺めながら
眠りにつきます。
翌日は、裏の山に登ったり、近くの温泉に行ったりしてのんびり過ごしたものです。
最近は、安全のため火を使うことを禁止しているキャンプ場もあるようで、ちょっと残念です。」

「この作品には、ついに子ロンロンが登場しました。
それと、皆さん、気づかれたかどうか。例のタコが、焼かれてなるものか、と逃げだし、隠れています。
誰もおまえなんか食べないよ~。」

タコがどうして、どんな気持ちであそこにいるのか。
作品の裏側にある物語を知ると、作品が全く違って見えてきませんか?
タコとロンロンとmamanさんと。
愉快な時間が流れています。

          

ツリーの飾りつけもやっと終わりました。パーティーを抜け出したカメキチが空を眺めています。
ロンロンサンタは、予定より少し遅れて、北の空から現れました。
なぜか、トナカイもいなければ、そりもありません。重そうな袋を背負って一人で飛んでいます。
プレゼントが下りてきました。さあ、カメキチは無事受け取れるのか。

「いろいろ考えましたが、やっぱり12月といえばクリスマスですよね。
大好きなユーミンの曲からイメージしてみました。」

「決冬の夜空は、もうこれしかない、という紺色のキラキラするニットです。
山や背景は、積もった雪を表現するため、青や緑に染めてあったプレフェルトをワザと裏返して使ってみました。
雪だるまや屋根の雪などにもプレフェルトを使用しています。」

「ロンロンサンタも雪だるまもツリーもロッヂも、存在感はばっちりです。
  他の月とはまた違う感じに仕上がりました。しかもmamanらしさは健在です。」

新年から温泉に出かけたロンロンとカメキチ。露天風呂に入ろうと思ったところが、先客が・・・。
お猿の親子が気持ちよさそうに入浴中。
あきらめたロンロンとカメキチは、たこあげを始めました。ふと沖を見ると真っ赤な初日の出。
そういえば今年は申年(さるどし)。今年も良い年になりますように・・・。

「1月の色は、どうしても私の中では赤だったので、思い切って背景を赤色にしてみました。
温泉とお猿の入浴のアイディアは、娘たちです。」

「山は、mamanらしい、へんてこな柄生地を使用してみました。
入浴中のお猿は、羊毛フェルトを刺して作りました。
また、温泉を囲む石は、それらしい布を縫い合わせて作りました。」

「実は、当初、お猿とロンロンが一緒に入浴する予定だったのですが、
お猿の表情とロンロンの表情とがどうしてもちぐはぐなので、
ロンロンを外して、お猿を4匹作り、そのうちの選ばれた2匹がやっと入浴できました。」

「当初、山は3つだったのですが、あるとき、真ん中の山が海に変身し、
より新年らしい日の出の風景になりました。」

(凧の糸巻きまでしっかり表現されています。)

「温泉や家の大きさがちぐはぐだったり、山の形や柄がへんてこだったり、
空の色が赤だったり。
これぞmamanという作品になりました。
いつものバッグの刺繍に近い感じになったと思います。」

お猿たちの表情に、とても和みます。
mamanさん、制作中は朝起きるとお猿たちに「おはよう!」と声を掛けていたそうです。

2016年、皆さまにとって素敵な一年となりますように♪

          

『表紙にもテーマがあるの?!』
と思いますが、ま、これはテーマとは言えません。
しいていえば、12ヶ月の中に出てくるキャラクターたちが全員集まっての記念撮影、ということでした。

 

「mamanといえば、代表作は『おうちバッグ』。だから表紙は、おうちバッグ。」
とmamanさんに言われていた毛糸担当のお父さん。ずーっと悩んでおりました。

「でもやってみたら、なんとかなっちゃいました。
家はパネルに毛糸を刺して作りました。
周囲の細編みはお父さんには出来ないので、mamanさんがやっています。」

(みんなで仲良く記念撮影。「あわや食べられちゃう?!」と9月で逃げていたタコも参加しています!)

「そして、完成した家の内や外に、キャラクターが全員集合したという訳です。」

「背景の生地、実は4月と同じです。なぜかと言えば、色合いが赤白の家にぴったりだったこと。
また、この時点では4月を作り直す予定だったので、ま、いいか、同じでも、って感じだったのですが、最終的に4月は作り直さないことになりそうです。
でもいいじゃないですか。同じ背景色が二つあったって・・・。」

「屋根の両横、斜めのところ、おうちバッグではできません。カレンダーならでは、です。」

「それと、言い忘れちゃったんですが、家の右側にいるリス、11月カレンダーにも登場してきますが、苗字がオノといって、ボサノバの弾き語りが得意なリスです(笑)。」

カレンダーサイズの枠からはみ出ている煙突とけむり。
mamanさんには、このサイズは少し小さかったようです。
溢れんばかりのエネルギーで制作するmamanさんらしいエピソードです。
(撮影写真をトリミングすることで、バッチリカレンダーには納まっています)