なぜ、腹帯をするのか? いつからいつまで着用するのか?
腹帯とは、妊娠中から産後にかけて、女性の身体をサポートしてくれるアイテムです。ここでは、腹帯を着用するメリットや着用期間について解説します。
妊娠中や産後の快適なライフサポートのアイテムとして、ぜひ腹帯を活用してみてはいかがでしょうか。
腹帯とは、妊娠中から産後にかけて、女性の身体をサポートしてくれるアイテムです。ここでは、腹帯を着用するメリットや着用期間について解説します。
腹帯を着用するメリットとは?
腹帯は、妊娠中や産後の女性、おなかの赤ちゃんを守る大切なサポートアイテムです。ここでは、腹帯の着用で生まれる4つのメリットを紹介します。
―腹帯のメリットその1「おなかの冷えを防止する」
腹帯のメリットの1つ目は「おなかの冷えを防止する」です。妊娠中や産後には、女性のホルモンバランスが崩れる場合があります。
ホルモンバランスの崩れによって、体温調整が上手く機能しなくなり、身体が冷えやすくなる傾向があるのです。身体が冷えると、おなかの赤ちゃんにも良くないのですが、腹帯を使って身体を温めることで、おなかの冷えを防止できます。
―腹帯のメリットその2「正しい姿勢をサポートする」
腹帯のメリットの2つ目は「正しい姿勢をサポートする」です。
おなかに赤ちゃんがいると、その重みで姿勢が不自然になる場合があります。不自然な姿勢の状態が長く続くと、産後の子育て中もそのような姿勢になってしまう傾向があり、身体に負担を掛けてしまうのです。そこで、腰帯を着用すると、おなかを固定してくれるので、正しい姿勢の状態をサポートしてくれます。
―腹帯のメリットその3「腰の負担を軽減する」
腹帯のメリットの3つ目は「腰の負担を軽減する」です。
妊娠中はおなかの重みを支えようとして、腰を反らしてしまったり、猫背になってしまったりする傾向があります。そうすると、今まで使っていなかった筋肉を無理に使うようになり、腰痛や背中を痛めることに繋がるのです。
腹帯を着用することで、大きなおなかを下から支えると同時に、腹圧も高まり、無理な筋肉を使わず腰の負担を軽減してくれます。
―腹帯のメリットその4「母体と赤ちゃんを衝撃から
守る」
腹帯のメリットの4つ目は「母体と赤ちゃんを衝撃から守る」です。 妊娠中はおなかが大きくなることから、普段通りの動きが出来なかったり、鉄分不足で貧血気味になったりします。つまり、妊娠前のように身体を動かせない状態のため、何かに身体をぶつけてしまったり、ちょっとしたことで転倒してしまったりする恐れがあるのです。 腹帯を着用することで、もしもの時に、少しでも衝撃を和らげ、母体と赤ちゃんを守ることに繋がる可能性が考えられます。
腹帯はいつから・いつまで着用する?
腹帯は妊娠中から産後にかけてのサポートアイテムです。その着用期間はどのくらいが良いのでしょうか。 ここでは、腰帯の着用開始時期・終了時期の目安について解説します。
―腹帯の着用開始目安
腹帯の着用を開始する目安は、一般的には「おなかの大きさが目立ち始める妊娠5ヶ月目」とされているようです。
しかし、おなかが大きくなるタイミングは妊婦さんによって異なり、かつ、妊娠することによりホルモンバランスが崩れて、冷え性などになりやすい傾向があります。そのため、必ずしも妊娠5カ月の目安に拘らずに、妊娠が分かった時点での着用がおすすめです。
―腹帯の着用終了目安
腹帯は妊婦さんだけでなく、産後の女性の身体をいたわるアイテムとしても、おすすめします。なぜなら、産後はホルモンバランスの崩れや、慣れない子育てで体調が変化しやすいからです。産後も腹帯を着用することで、体温の適正な維持が可能となり、腰や骨盤の適切なサポートにも繋がります。腰帯の種類にもよりますが、適宜、ご自分の状況に合わせて着用の終了時期を判断しても良いでしょう。