腹帯いつから? 腹帯とは?
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腹帯いつから? 腹帯とは?

更新日:2022年06月30日 
公開日:2022年06月30日

  • 腹帯

腹帯とは、妊娠中から産後にかけて、女性の身体をサポートしてくれるアイテムです。ここでは、腹帯を着用するメリットや種類、選び方のポイントなどについて解説します。 妊娠中や産後の快適なライフサポートのアイテムとして、ぜひ腹帯を活用してみてはいかがでしょうか。

腹帯は妊娠中から産後にかけてのサポートアイテムです。その着用期間はどのくらいが良いのでしょうか。 ここでは、腰帯の着用開始時期・終了時期の目安について解説します。

妊娠中はおなかの赤ちゃんの重みのため、母体の骨盤に負担が掛かってしまい、その結果、姿勢が悪くなってしまう傾向があります。
大きくなるおなかを支えるために、上体が反りがちになり、腰への負担が大きくなって、腰痛が発生しやすくなるのです。
腹帯を着用することで、大きくなったおなかが下から支えられるので、上体が反り返った姿勢の矯正に繋がります。
姿勢の矯正により、腰への負担だけでなく、背中の緊張も緩和されて腰痛だけでなく、妊娠線の抑制にも効果があると言われているのです。

妊娠により、おなかが大きくなると皮膚が伸びて表面積が大きくなるだけでなく、毛穴も開き体温が放熱されやすい状態になります。
このため、体温維持に支障が生じて、身体が冷えやすくなってしまうのです。
体温維持がうまくいかずに、冷え性が常態化すると、血行不良や疲れなどにも繋がってしまう恐れがあります。
そこで、腹帯を着用することで、体温をしっかりと保温でき、冷え性の抑制が期待できるのです。

腹帯の「種類」・「サイズ」・「素材」には違いがあります。ここでは、それぞれの違いについて解説しましょう。

腹帯の種類は全部で5つある

腹帯の種類は全部で5つあります。それぞれの特徴を解説しますので、ご自分に合った腹帯を選択する際の参考にしてください。

腹巻タイプ

腹巻きタイプは筒状の形状で、下着の上から着用するのに便利です。おなかをやさしく包みこむため、ゆっくりとしたい時や就寝時にも着用できます。その反面、サポート力がやや弱いため、おなかが大きくなってからの使用では、他のサポート力が強いタイプと併用すると良いでしょう。
腹巻タイプの特徴は、以下の4つです。

1.位置ずれを修正しやすくトイレの際の脱着が不要

2.おなかまわりをしっかりと包むので冷え性にもよい

3.長時間の装着でも違和感や圧迫感を感じにくい

4.着用時期の目安は妊娠初期から後期まで

パンツタイプ

パンツタイプはショーツと一体型になっていて、服のシルエットがキレイに見えます。
一般的なショーツよりサポート力はありますが、場合によっては、よりサポート力の強いベルトタイプの併用を検討してください。
腹巻タイプの特徴は、以下の4つが挙げられます。

1.一体型なので着脱が楽でズレにくい

2.服の上からのシルエットをキレイに見せられる

3.通常のショーツよりサポート力が強い

4.着用時期の目安は妊娠中期頃から

サポートベルトタイプ

サポートベルトタイプは、お腹を下からしっかりと支えてくれる、やや大きめのベルト状の腹帯です。
サイズや見た目上、アウターに影響するタイプですが、着脱しやすいようにマジックテープやホックなどが採用されています。
サポートベルトタイプの特徴は、以下の4つです。

1.体型に合わせて締め具合の調整ができる

2.サポート力が強く仕事中や長時間の外出に向いている

3.マジックテープやホックなどの使用で着脱がしやすい

4.着用時期の目安は妊娠中期頃から後期

骨盤ベルトタイプ

骨盤ベルトタイプは、骨盤をサポートする役割を持っている細目のベルトタイプになっています。
他の腹帯とは異なり、おなかではなく骨盤に装着して使用しますが、これは骨盤のゆがみを矯正して、腰痛などの改善を促進するためです。おなかのサポート力は弱めのため、他のタイプの腹帯との併用も検討してください。
骨盤ベルトタイプの特徴は、以下の4つが挙げられます。

1.骨盤に装着する

2.骨盤のゆがみを防ぐ

3.骨盤のサポートで腰痛を改善

4.着用時期の目安は妊娠初期から産後まで

さらしタイプ

さらしタイプは、昔から使われている長い帯状の腹帯で、おなかの大きさやその時の状況などに合わせて、締め具合の調整が可能です。状況に応じてフレキシブルに使えますが、おなか周りに巻く際に、少し手間がかかる一面があります。
さらしタイプの特徴は、以下の4つです。

1.調整の自由度が高い

2.骨盤のゆがみを防ぐ

3.骨盤のサポートで腰痛を改善

4.着用時期の目安は妊娠初期から産後まで

腹帯のサイズ選びにはポイントがあります。サイズが合っていないと効果が半減してしまう恐れがあるので、サイズ選びは慎重にしましょう。腹帯は、妊娠前の身体的特徴を目安にしたサイズ展開になっています。つまり腹帯を選ぶ際には、妊娠前のサイズを選択すれば基本的に問題ありません。

腹帯の素材には、綿やポリエステル、アクリルやナイロンなどのさまざまな素材が使われています。 素材選びは、腹帯を使用する季節に合わせて選んでください。春から夏であれば通気性の高い薄手の綿やポリエステルが良いでしょう。 秋から冬であれば、保温性の高いアクリルやナイロンを使用したニット素材などが向いています。 季節に応じて、適した素材の腹帯をいくつかピックアップしておくと、適切で実用的な使い方ができるしょう。